vol.2
2023.04.10
基本編シルクスクリーン
こんにちは、グラニフ生産管理部のNです。
グラニフのプリントは業界きっての美しさ!そもそもシルクスクリーンって何? 知っているようで知らなかったシルクスクリーンのルーツを知って、目指せプリントマニア!
実際どうやってプリントしているの?
シルクスクリーン印刷とは、簡単に言うと版画のようなものです。昔は目の粗い絹(シルク)の布を張ったスクリーンを使用して版を作っていたことからシルクスクリーンと呼ばれます。今はより細かく丈夫な化学繊維を使用しています。
その版にインクを乗せ、「スキージ」と呼ばれるゴム製のヘラのようなものを使ってインクを押し出すことにより印刷します。
デザイン部分にインクが落ちるようにスクリーンを加工します。
穴の開いた部分にインクを落として印刷します。
版を上げるとインクが残ります。
シルクスクリーンのルーツ
日本人が着る着物などのデザインを印刷する時に使われていた「紙型」、いわゆるステンシルが、シルクスクリーンのルーツであると言われています。その細かさと技術の高さが『ジャパニーズ・ステンシル』として世界中に広まり、各地でシルクスクリーン技術として発展していきました。
グラニフのシルクスクリーン
グラニフのプリントは「デザインの再現性」を最も重視しています。ハイメッシュ版(目の細かい版)で印刷機を使って刷ることで、Tシャツに500万個の点で絵を描くようなイメージでデザインを落とし込んでいきます。
ではまた次回のプリントマニアで。