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グラニフのTシャツができるまで

こんにちは、グラニフ生産管理部のKです。

グラニフのプリントに対するこだわりをもっと知ってもらえたらと思い、印刷・製造に携わる私たち生産管理部が、実際の商品を例として交えつつグラニフのものづくりの秘密をお届けします。グラニフのこだわりとは?目指せプリントマニア!

初回のテーマは、「グラニフのTシャツができるまで」。グラニフのオリジナルTシャツができあがる工程をご紹介します。

STEP1 指示書

①まずは、社内の担当デザイナーから「指示書(プリントのサイズや配置、色指定などのイメージが記載されたもの)」とデザインデータを受け取ります。

②デザインを確認し、どのようなプリント方法が合っているのかを考えてその特性に合ったプリント工場を選びます。

③プリント工場に指示書を確認してもらいます。お互いにアイディアを出し合いながらプリント方法や仕上がりの方向性を決めていきます。

STEP2 サンプル

1st サンプル

①工場から届いた1stサンプルです。指示書に沿って、プリント位置や色のずれ、インクののり方、にじみやかすれは無いかなど、細かく確認します。デザイナーに指示書と違っている部分を報告し、その他に気になる箇所などが無いか確認を取ります。

Point : 1stサンプルは帽子のピンクが少し薄いようなのでインクの色を微調整してもらいます。

2ndサンプル

②2ndサンプルです。修正箇所を確認します。再度、プリント位置やかすれやにじみが無いかを確認します。デザイナーにも確認を取り、社内の最終審査に通ればサンプルは完成です!

Point : 2ndは帽子のピンク色がバッチリ合いました!

※1st、2ndの色差は写真でも分かりにくいですが、実物も微妙な差です。指示色のインクをそのままTシャツに載せると微妙に色合いが変わってしまうので、インクを調合しそれぞれの色を作ってもらっています。

STEP3 量産進行/店舗発売

あとは、発売日にあわせてプリント工場とスケジュールを調整し、静岡県にあるグラニフの倉庫に納品してもらいます。そこから、全国のグラニフ店舗とオンラインストアに並び、お客様のお手元に届くまでが「Tシャツができるまで」の一連の流れとなります。

いかがでしたでしょうか? 何気なく見ていると気にならないようなことかもしれませんが、グラニフのデザイナーがこだわって創ったデザインを、細部までこだわった商品としてお客様に届けたい。そんな気持ちで日々奮闘しています。 ではまた、次回のプリントマニアで。

※本記事でご紹介した「ライチモンスター」のTシャツは現在販売終了しています。