vol.7
2023.04.11
実践編「Ride on Shooting Star」のつくりかた
こんにちは、グラニフ生産管理部のKです。
今回は、SNSでも人気のデザイン「Ride on Shooting Star」のTシャツの制作過程をご紹介します。ネットニュースにも取り上げていただいたこちらのアイテムは、どのようにできあがったのでしょうか?
「Ride on Shooting Star」
まずは、プリント工場から「分色データ」を作ってもらいました。版数、使用カラー、どのように色を散らすのかが分かるようになっています。合計8版で3回のサンプルを取り完成しました。
1st・アンダーベース(無し)
2nd・アンダーベース(ハイメッシュ)
ダークイエロー
White
Yellow
シアン
マゼンタ
ブラック
ブラック②
サンプル進行
濃い色のTシャツなので発色が良くなるようにアンダーベース(白)を敷き、4色分解のCMYK(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)、特色(ホワイト・ダークイエロー)の7版で作りました。
1stサンプル:7版
出来上がったサンプルでは、閃光の中から外にかけてのグラデーションを4段階くらいの階調に分けて色の切り替わりを表現したいということと、犬の背中やお尻が閃光に馴染んでしまい、消えかかっているところが気になりました。
3rdサンプル :8版(追加1版)
犬の目と鼻をはっきりさせるためにポイントでブラック版を追加しました。
目と鼻だけの為の贅沢な追加ですが、表情がはっきりとして可愛さが増したと思いませんか?
今回は「Ride on Shooting Star」を紹介いたしました。
人気のデザインが、お客様のSNSがきっかけでメディアにも取り上げて頂き、人気が再燃して嬉しい限りです。 ではまた次回のプリントマニアで。